僕の彼女はサイボーグじゃねえよ
あのさ、「僕の彼女はサイボーグ」って映画があって。まあもちろん見てもいないし見る気もないんだけど、綾瀬はるかの役がさ、サイボーグだって言うわけだよ。
公式サイトのストーリーによれば、
「一年前のあの日、運命の出会いを果たした女の子のことを忘れられなかった未来のジロー(注:主人公)」
が、まあなんかいろいろあって、
「彼女そっくりの”サイボーグ”をつくり、現代の自分のもとに送り込んだのだ」
なんだそうだよ。
「感情を持つことができるようにプログラミング」もされてるんだってさ。
それってロボットじゃん?サイボーグじゃねえじゃん。アンドロイドじゃん。なにテキトーなこと言ってんだよ。ふざけてるの?
サイボーグってのは体の機能を改造強化したり、失った体の一部を機械で代替したりとか、基本的に生身の人間のことを言うんだよ。島村ジョーとか素子とか、生身だからこそ自分が人間なのか悩んだりっていうテーマが成立するわけで、ロボットだとまたテーマが変わってくるんだよ。
「僕の彼女はサイボーグ」って明らかにロボットであってサイボーグじゃないんだよ。タイトルで平気で用語間違うってさ、なんでそういういい加減なことができるのかわからんし、わかっててやってるんだったらもっと性質が悪いよな。
ほんとにさあ、安易にSFを扱わないでほしいんだよ。SFの中でも人造人間とか時間旅行とか、テーマとしてはかなりデリケートな部類なんだからさ。
主人公の名前が石ノ森章太郎の「人造人間キカイダー」の主人公と同じジローでさ。で、その石ノ森章太郎は日本で初めてサイボーグって言葉を使った漫画家なわけでさ。
ってのがまた偶然なのか何なのかしらんけどイラつわマジで。
あんまりイラつくから動画もリンクも貼らねえ。
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